さて、オーエム機械宍道工場はJR木次線沿いにあります。
ご存知の方もいるかもしれませんが、そのJR木次線には春から秋にかけて
「奥出雲おろち号」と呼ばれるトロッコ列車が走っています。
自然豊かな中国山地を走る観光列車として1998年から運行されていましたが、
車体の老朽化を理由に今年の11月23日をもって廃止されることとなっています。
ラストランも近いと言うことで、会社から近いJR宍道駅に行ってみました。
青と白のディーゼル機関車にけん引されておろち号がやって来ました。
鉄道好きというワケではありませんが、特別列車等を見るとテンション上がります(笑)
ヘッドマークには「26年間ありがとう」の文字が。
車体を見ると綺麗で、素人目にはまだまだ走れそうですが、
「老朽化の為」引退となります。 残念です。
このおろち号はトロッコ列車なので窓はありません。
開放感があり中国山地の風景をより楽しめます。
これからの季節、鮮やかな紅葉もぐっと近くで楽しめます。
宍道駅での停車時間は10分間程度。
その間に乗客の皆さんは降りて来て記念撮影を行います。
最終日(11/23)にはこのホームが人でいっぱいになるでしょう。
普段は静かな宍道駅がおろち号到着と共に10分間だけ賑わいました。
そして出発時刻を迎えます。
中国山地のど真ん中にある備後落合駅へ向けて出発して行きました。
(ちなみに往路は「逆向き(バック)」で走って行きます)
JR木次線は残念ながら利用客は少なく、毎年のように「廃線」の噂が出ています。
自然豊かな中国山地を走る路線。
ハイライトである広島との県境には日本で唯一の「三段スイッチバック」があり、
鉄道ファンには人気が高いです。
おろち号は廃止になってしまいますが、JR木次線は(今のところ)存続されますので、
ぜひ一度乗車頂いたらと思います。
飛行機でもない、車でもない、特急でもない旅。
車窓には 「のんびり」 とした時間が流れています。
ちなみにJR木次線はオーエム機械宍道工場の真横を走っています。
工場の敷地内からトロッコ列車が見えます。
仕事中でも、時々タイミングよくおろち号が通過するのを見かけます。
JR木次線を利用された際には、オーエム機械宍道工場にも注目です!
(宍道駅を出発して、すぐです!)